“自分自身”にチューニング

 

ヴォイスヒーリングでは、殆どのワークで

『目を閉じて
 自分自身に意識を向け
 自分の身体が出したい声を感じ
 それを、ただただ声に出していく』

ということをしていくのですが、これは

“自分”を“自分”でチューニングしている

ように感じます。

今現在の“自分”を、揺るぎない本質の“自分”を用いて
メンテナンスしているようなイメージです。

 

日常生活では、良いことも悪いことも
外から色々な刺激を受ける訳ですけども
嫌なことだけでなく、一見良いことも
例えば、誰かに憧れることなんかも、度を過ぎれば

自分本来の状態からは少しずつズレていく

要因になり得るのかと思います。

そんなズレた状態を
自分の内側から湧き起こる感覚のまま
声を出して自分自身に響かせていくことで

とてもフラットな“自分”というものにチューニングすることができる

というのが、ヴォイスヒーリングの一つの特性でもあるようです。

 

また、この”フラットな自分”というのは、唯一無二のものであり

自分にとって、最高最良のお手本

とも言えます。

 

勿論、誰かや何かの『素敵だと思う所』は、どんどん吸収して良いのですが
それは『その人にとっての最良』であり
自分に合うかどうか、本当に取り入れたいかどうかは、一人一人違ってくるかと思います。

 

自分にとっての最良。

自分のとって根本となるもの。
チューニング元として最良の素材は

“自分”しかないし、結局それ以上に最適なものはない。
ほかでもない“自分”にとって、“自分”はオンリーワンの存在である。

そんなことを、改めて強く感じております。

 

ヴォイスヒーリングは、自分の内側とのコミュニケーションですが

“フラットな本来の自分自身”へのチューニング

でもあります。

『今、自分はどんな声を出したいのか?』

なんてこと自体、日常生活では、なかなか意識することもありませんが(笑)
だからこそ、繰り返すほどに

“自分”というものが、どんどん強く、深くなっていく

のかとも思います♪

 

 

※この記事は、当ブログより転載・再編集しております。

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